最終更新日 2023/11/18

挿入画像を切り抜く方法(Adobe イラストレーター)

クリッピングマスクを用いた画像切り抜き解説です。複数オブジェクトで切り抜く方法についても紹介。
目次
  • 挿入画像の切り抜き方法
  • 挿入画像の切り抜き①
  • 挿入画像の切り抜き② ~任意の形に切り抜く(クリッピングマスク)
  • クリッピングマスクで、複数オブジェクトを切り抜く方法

挿入画像の切り抜き方法

Adobe イラストレーターで挿入画像を切り抜く方法について。

おそらく一番使う方法なので、すぐに覚えれると思います。

挿入画像の切り抜き①

これは単に挿入画像をトリミングする方法。(解説はほぼ不要かな)

イラストレーター 挿入画像をトリミング

編集画面の右にプロパティ欄があり、そこで挿入画像に関する各種操作ができます。(画像の切り抜き

イラストレーター 挿入画像をトリミング2

マウス操作で、任意のサイズに切り抜き(トリミング)ができます。W(幅)やH(高さ)の値(px)を入力指定することでも変更できます。

挿入画像の切り抜き② ~任意の形に切り抜く(クリッピングマスク)

単なるトリミングではなく、任意の形(図形)に切り抜く方法。この場合、クリッピングマスクという操作を行います。

イラストレーター クリッピングマスクを使って画像切り抜き

切り抜きたい形の図形オブジェクトを作成し、画像の前面に配置する。この際、図形の不透明度を下げておくと後の作業がしやすい。

イラストレーター クリッピングマスクを使って画像切り抜き2

画像と図形を選択した状態で、

上部メニューの「オブジェクト」→「クリッピングマスク」→「作成()」

Windowsショートカットキー(Ctrl+7)

イラストレーター クリッピングマスクを使って画像切り抜き3

図形の形に切り抜かれる。先述の通り、図形の不透明度を下げておくと、切り抜き後の画像イメージを確認しながら作業を進められる。

クリッピングマスクで、複数オブジェクトを切り抜く方法

実はこのクリッピングマスク、複数オブジェクトで切り抜こうとすると上手くいかない。

上手く切り抜けない
上手く切り抜けない

この問題は、複数オブジェクトを複合パスにすることで解決できます。

複数オブジェクトを複合パスに
複数オブジェクトを複合パスに
複数オブジェクトで切り抜く(クリッピングマスク適用)
複数オブジェクトで切り抜く(クリッピングマスク適用)

ちなみに文字(テキスト)を切り抜く場合、上部メニューの「書式」→「アウトラインを作成」を行って文字をオブジェクト化した後、それらに複合パスを適用して、クリッピングマスクにより切り抜く。

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