最終更新日 2023/11/23

文字を縁取りする(Adobe イラストレーター)

Adobe イラストレーターで文字を縁取りする方法。(初心者向け)
目次
  • 文字の縁取り
  • 文字を縁取りする方法・手順
  • パスのオフセットを使用せずに、文字の縁取りを行う方法

文字の縁取り

文字の縁取りは、文字を強調させる手法としてよく使われます。

イラストレーター 文字の縁取り

文字を縁取りする方法・手順

イラストレーターで文字の縁取りを行う一般的な方法は、「パスのオフセット」を用いる方法です。

1文字のアウトライン作成

上部メニューの「書式」→「アウトラインを作成」

イラストレーター 文字のアウトライン作成

文字のアウトライン作成とは、文字(テキスト情報)を図形オブジェクト(ベクタデータ)に変換する処理です。

2パスのオフセット

上部メニューの「オブジェクト」→「パス」→「パスのオフセット」

イラストレーター パスのオフセット
イラストレーター パスのオフセット 詳細設定

オフセット(サイズ)は6px、角の形状はラウンド、角の比率は4を設定しました。

3オフセットで作成した縁取りオブジェクトを「グループ化」
イラストレーター パスのオフセット グループ化

色付け処理が楽になるので、オフセットで作成した縁取りオブジェクトを「グループ化」しておきます。

4「縁(フチ)」の色を指定する
イラストレーター 「縁(フチ)」の色を指定

「縁取りグループ」に対し、塗り色を指定。

パスのオフセットを使用せずに、文字の縁取りを行う方法

これは力技というか、イラストレーターの使い方に慣れていない頃に力技でやっていた方法です。(無知な初心者が絞り出す方法)

1文字のアウトライン作成
イラストレーター 文字のアウトライン作成

文字を図形オブジェクトに。

2オブジェクトの「線」を「縁」として扱う
イラストレーター オブジェクトの「線」を「縁」として扱う

文字は図形オブジェクトになっているので、図形の線を指定することができます。図形の線を「縁(フチ)」に見立てて表現する方法です。線の詳細設定で角の形状を「ラウンド結合」にすると、丸みを帯びた縁になります。

まぁ、あんまりこの方法でやるメリットはないです(笑)。普通にパスのオフセットを利用した方が綺麗に仕上がります

Adobe製品の基礎知識
イラストレーターの使い方
サムネ画像
文字を縁取りする(Adobe イラストレーター)